犬山城下町。賑やかな参道から一本、路地を入ったところに珈琲ボタンはあります。
10種類のドリップ珈琲、自慢のチーズケーキ、エスプレッソを中心に、犬山産の茶葉を使ったほうじ茶ラテなど珈琲以外のメニューもご用意しています。喫茶のご利用のほか、テイクアウト、コーヒー豆や器具の販売も行っています。
珈琲のこと
自家焙煎のお店に入ればいろんな種類のコーヒー豆が並んでいるし、家ではなかなか思うように珈琲を淹れられないし、珈琲って難しい。おそらくこれが珈琲のイメージではないでしょうか。目の前のカップに注がれた一杯、そこに到るまでには栽培から抽出までたくさんの過程を経ていて、そのどれもが味に影響を与えます。たしかに、珈琲は奥が深い。だからこそ、珈琲は面白い。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、わたしたちの得た経験や知識をなるべく分かりやすくお客様にも伝えたい。珈琲を一緒に面白いと感じてもらうことが、珈琲ボタンのテーマです。
ひとのこと
コーヒー担当 大前 良平
会社員時代、ネットで購入した適当な手網焙煎機で、ネットで購入した適当な生豆を焼いて珈琲を淹れてみたところ、心優しい友人が喜んでくれたことに気を良くし、自家焙煎の珈琲屋を生業とすることを志すようになりました。当初は珈琲を自己表現の手段として捉えていましたが、料理家・土井善晴氏の「家庭料理は民藝だ」という言葉に出会い、考え方を改めます。いまは、できる限り珈琲の美味しさを引き出すため、いつも丁寧に仕事をすることを心がけています。木の中の仏様を傷つけないように彫る仏師のような、そんな焙煎家を目指しています。
お菓子担当 大前和恵
2008年から2年間、オーストラリアのニンビンでカフェを経営していました。そこで作っていたマフィンが評判になりその快感が忘れられずお菓子を作り続けています。今は一児の母となり落ち着いてきたこともあり、快感よりも毎日ただそこにあるもの、ホッとできる時間にそっと寄り添えるお菓子を作りたいなぁと思いながらもやっぱり時々どこか遠くに行きたいなぁとフラフラ考えたりしています。
猫のこと
スーパー人懐っこくてお客さんの膝の上が大好きだったボタン。今は文字通り看板になっていますが、まだ店のどこかに居る気がします。
黒猫ポポは、クレバーでかつ華やかさも兼ね備えたクールビューティ。ひとり時間が何より大切だそうです。
真面目すぎて損をしてしまうタイプの男性を中心にファン層を広げているボン。心も体もデラックスです。
【猫たちは気ままに散歩に出かけたり、自宅で休んだりと、おおかた自由に過ごしています。そのため店にはいたりいなかったりします。ご理解ください。】