no nukesとファッション(2023.8.6.instagramとその続き)
[2023.8.6.instagram]
78年前の今日、広島に原子爆弾が投下されました。沢山の人や動物の命が奪われ、町は一瞬にして破壊されました。
遠い昔のことだけど、これから先も朝起きて一杯の珈琲が飲める当たり前みたいな毎日を守るためにこのこともちゃんと子どもに伝えていかなかあかんなと思います。
今朝は家族で犬山の寂光院に行って毎年この日に開催されている平和と核兵器廃絶の願いを込めた「平和の鐘撞き」に参加してきました。
核兵器のない世界を子どもたちに。
[続き。ていうかただのファッションにするんじゃないよ、ってこと]
毎年この日にSNSでどんなことを書こうかと迷うのだけど、迷った結果どこかで見たことがあるようなマイルドなことを書いてしまうのは保身と言われればそれまでなのだけど、SNSとは兎角厄介なものなので。原爆の投下や戦争がまるで自然災害か何かのような捉え方をしている人たちが少なからずいることをとても残念に思ったのでここに書く事にしました。
原爆の投下、ひいては戦争そのものは(国民が選んでいるはずの)時の為政者が起こした外交の失敗の結果なのであり人知の及ばない誰にも予測不可能な自然災害などではなく、紛れもなく人が犯した過ちであると思うのです。
唯一の戦争被爆国である日本(の政府)が未だに核兵器禁止条約に批准していないこと、今年5月に開催されたGセブン広島サミットで首相が核兵器禁止条約について一切触れなかったどころか「核抑止力」論の立場を宣言したこと、8月15日の終戦の日に今年もまた首相が戦争の加害責任について全く触れなかったことを日本の有権者のみんなはどう思ってるのかな。
軍事費がどんどん膨らんで、戦争に向かっているように見えるこの国の現状と政治への無関心と選挙の投票率と、無関係ではないように私は思うのです。
SNSで核兵器廃絶の願いを発信すること、それに同意することは決して無駄ではないけど、それだけで終わっていたらともすればそれはただのファッションになってしまうから、核兵器廃絶や戦争反対を願うなら行動を起こすことが必要なわけで少なくとも、8月6日のボタンのSNSに「いいね」をくれた人たちは全員選挙に行ってて欲しいなと思う2023年の夏ど真ん中です。
(yome)
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