2023.06.06 13:43トロピカルフルーツと星野哲郎(2023.5.21instagramとその続き)昔バンコクの安宿で会った、歳も近くて同じ大阪出身の女の子と仲良くなってpaiという村まで一緒に行くことになり、paiの安宿、バナナの葉っぱでできた屋根のバンガローに泊まって毎晩何も実がならない話をしながら深酒をして、昼間はムーンビレッジ(有名なヒッピー村。知ってる人いるかな。)に...
2023.05.15 14:19「『愛のため息』(2023.4.29 instagram)と、その続き」大林宣彦監督の映画、尾道三部作のひとつ「時をかける少女」の中で15歳の原田知世が歌う「もも~くりさ~んねん、かきは~~ち~ねん」から始まる「愛のため息」という何故そのタイトルになったのか、歌詞の意味もよくわからない歌があるのですが、そのよくわからなさに惹かれて色々と調べていると筋...
2023.05.14 14:28「『エレクトリシティ?』(2023.4.22 instagram)と、その続き」昔ネパールのカトマンズに滞在していた時に「ちくさ」という珈琲屋さんによく行っていて、昼間はそこで主に仏教に関しての本を読んで過ごし、夕方からだんだんソワソワし始め、夜になると「アンナプルナ」というカジノに行って真夜中まで(時々朝まで)ルーレットで賭けまくるという極めてバランスの悪...
2023.04.11 06:10バンクーバーの寿司屋昔バンクーバーのasahi-yaというお寿司屋さんでアルバイトをしていた時に初めて見る3人組が店に入ってきて別の名前の寿司屋を探していると言うから、その店への道を教えたらその後でオーナーから「ユー何やってんのよ。なんで別の店案内してんねんな。このろくでなしが。」という意味の言葉を...
2023.03.24 13:27ビッグパイナップルのタンブリンマン我々の定休日は平日だから家族で犬山が誇る遊園地「モンキーパーク」に行った時も人はまばらで、乗り物に乗る時も並ぶどころかほとんど貸切状態でむしろ動かしてもらうのがちょっと申し訳ないような気さえするくらいなのだけど、係のお姉さんたちはみんなとても感じよく迎えてくれて、2歳の息子は大好...
2023.01.30 07:23猿の花子小学校の頃、隣の家の仲良くしていた姉妹が、彼女たちが飼っていた黒猫が死んだ時にその悲しみのあまり何日か学校を休んでいて、動物を飼いたいけど飼わせてもらえなかった私は「あぁ、あの子たちとは毎日姉妹みたいに仲良く遊んでるけどわたしには絶対に踏み込めない領域にある感情をふたりは持ってる...
2022.11.30 05:46いわゆるデート息子を犬山のじぃじばぁば(本当はボタンのお客さん)に預けて豆ちゃんとなんばハッチにライブを観に行く前に寄った珈琲屋さんのメニューに「所謂デート目的での利用はお断り」と書いてあって都会で店を続ける厳しさを知ったのだけど、ルーロー飯の作り方とか稲中卓球部のキワどさは今はたぶん色んな角...
2022.10.07 04:01ひみつ道具と可能性ハイシーズンの日曜日や大型連休の営業をふたり(と2匹)でどうやって喧嘩せずに仲良く乗り越えるかについて模索して工夫を重ねて常に変化を遂げているボタンですが、その中のひとつ「ドラえもんカルタの番号札」の導入はその利便性もさることながら、極めて優れたコミュニケーションツールとして世界...
2022.08.31 05:36マメちゃんと蟹桃太郎公園から帰ってきた息子とマメちゃんが蟹を連れていた。息子は以前川で見つけて以来蟹に夢中になり、川を見たら「カニ」と言い、いつの間にか川自体のことを「カニ」と呼び、私に「蟹になってほしい」と要求したりしていたほどだから、「お。ついに捕獲したのか。やったやないか。よかったやない...
2022.06.08 06:45hot is good6月は一年を通してみた場合お客さんが減る傾向にあってちょっとなめてたところもあって先週末思いの外お客さんがたくさん来てくれてお菓子の在庫が殆どなくなってしまって、仕込みが追いつかずにこのところ在庫に偏りがみられることが多くなってしまってたとえば。クリームキャラメルがあとふたつしか...
2022.05.09 06:44ニューカレドニアのノーマル(ボタン4回目の命日に添えるはなし)オーストラリアのヒッピー村でカフェを開いていた時に会った、一年の半分はニューカレドニアの海で船上生活をしてもう半分をそのヒッピー村で過ごしている"ノーマル"と名乗るベルギー国籍の初老のナイスガイは昼間は誰も居ない林の中で全裸で自作の詩を大声で朗読し、夜は焚き火の周りで誰かが奏でる...
2022.04.18 14:08資本論とボンカフカ、カポーティ、寺山、バック、サリンジャー、三島、ヘッセ、三木清、斎藤幸平、とか。ボタンの本棚に置いてある文庫は今までに私が影響を受けた作家さんたちの本を並べてあって、でも特に入れ替えたりしてるわけでもなくそもそも昔、本は基本的には買わずに図書館に通って読んでいたから手元には...